2012年12月3日月曜日

貿易実務検定B級とC級の内容の差とは

C級受けるならB級も受けよ

ともかく、貿易実務検定C級を受けてみようかと思う方は、本気でB級も受けてみるべきですね。

そもそもなんでC級だけで満足しちゃうの、それは絶対にありえない。
C級を受けようと思う方は、心のどこかでB級はあとでと思ってるんでしょうけど、
そんな考えはだめですよ。

いいですか、やるならB級まではまず頑張ってみることです。

C級の知識をもとに、B級の問題をこなす必要があるわけですけど、
C級の知識があるならB級はあとプラスアルファの知識を詰め込めばいいんです。

試験内容はB級もC級も次の三つです。

  • 貿易実務
  • マーケティング
  • 英語(貿易実務関連)

 参考書で貿易実務の知識を吸収しながら、その貿易実務で使う英語を
暗記していけば、おのずと貿易実務のスキルが日本語と英語の両面から身についていく
わけです。

ずいぶん偉そうなこと言ってますけど、実際そういうことなんですよ。
C級落ちたら、はっきり言ってこの業界に来ないでくださいね、そういうことを協会側は
暗に示してると私は勝手に思っていますが・・・。

そもそもマーケティングってなんだよ、と思われた方いるかもしれませんけどね、
マーケティングとは「市場を創造し、成長、維持させる」こと。

これ参考書 に書かれていること そのまま言ってるだけで、
覚えたことをそのまま記事書いてひけらかしてるわけですけど、つまり
貿易実務の仕事を考えてるなら、しっかりマーケティングの知識を身に着けて、
ある程度経営者の視点から物事を考えることも必要だということです。


内容の差

それでC級とB級はどれだけ差があるのかと言うと、貿易実務に関しては
+α(アルファ)ですね。

これはあくまで例えですけど、

インタコムズかインコタムズか忘れましたけど、売買する人の責任を決めた貿易条件というのがあって、DAT(Delivered at Terminal) という貿易条件なら
C級では「ターミナル持込渡条件」と言うことがわかってれば、試験内容に解答できる。
つまり、輸出者は、輸入者の港のターミナルまで危険を負担する条件のことを言ってるんですが、
B級になるともう少し詳細を聞かれて、輸入通関は買主負担だよということまで
わかってないといけない。勉強している人ならわかりますよね。

B級試験ではプラスアルファの知識を要求される。こう聞くと、それはちょっと細かすぎる
と思われるかもしれませんけどね、全然そんなことはない。貿易条件をちゃんと理解すれば
そんな知識+αなんて当然のこととしてとらえられるわけです。

要は、問われた内容をちゃんと記憶してれば間違えることはないという意味で、
B級とC級の差は、貿易実務に関してはそれほど大きくないという印象ですね。

けれども、マーケティング問題に関して言わせてもらうと、これはちょっと参考書だけでは
厳しいかもしれないというのが率直な意見です。

C級ならほとんどのマーケティング問題は、参考書「ベーシック版 」程度の知識で8割くらいはとれそうですが、B級になると参考書「アドバンスト版 」だけでは7割が限度だと思いますね。

実際、B級のマーケティングは自己採点で34点だったかと思いますが、50点満点中で34点だから7割取ってないわけです。

他でカバーできたんで、まあそれでいいわけですが、もしマーケティングで高得点取って
強みにしたいと言うなら、実際プラスアルファでマーケティングの本を自分で購入するといいでしょう。公務員試験をやられた方ならわかるかと思いますが、政経でやった経済の知識が結構生きるかなと思いますね。損益分岐点とか、需要価格弾力性とか、理解しておくといいですよ。


 英語の場合は、B級とC級とで量が2倍の差が出るかなとは思いますね。

C級の英語の試験時間は45分間ですが、正直言って時間もそんなにかからないし、問題内容も簡単です。
TOEIC600点くらいの人なら余裕で解けるはずです。実際、管理人はあまりにも簡単すぎて
30分過ぎで退出させてもらいました。

そのくらい時間に余裕があった。むしろ、B級のほうが、ぎりぎりだったかな。残り10分ですと言われた時には、まだ4問解き終わってなかったですが、なんとか残り1分のところで全問解答し終えた感じで、内容的にもTOEICのレベルと言った感じで、読むのに時間がかかる人は早め早めに説く必要があるかもわかりませんね。自分としては結構ギリギリだった。

まあ、それでも9割は取れましたけど。

そんなこんなで、C級で満足せず、B級にアタックしてみたほうがいいです。3週間でなんとかなったんですから、若い人たちなら本気でやれば2週間でパスするでしょう。そのかわり、がり勉を要求しますが。

がんばって!




0 件のコメント:

コメントを投稿